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        『In the Water』付録
                                                『開発後記!!』

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学「みなさん、今日は(今晩は)! 市川 学です!」

マリ「船橋 真理です! みなさん元気にしてましたか?」

学「今回は、『In the Water』の『開発後記』です」

マリ「で、肝心のTAU(作者のことね)は、どうしたの?」

学「仮眠中、だそうだ」

マリ「いつ起きてくるの?」

学「さあ」

マリ「ご飯だって言えば、いいんじゃない?」

学「駄目だよ。TAUって食欲乏しいから」

マリ「・・・、電クラが届いたわよ!」

T(作者)「何ぃ!」

学「起きた」

T「で、電クラは、いずこ?」

学「今日、何日か知ってる?」

T「31日・・・。電クラは、18日ぐらいに来る・・・。ああぁーっ!だまさ

れたー!」

マリ「起きてから気付くとは、さすがTAUね」

学「って、こら、また寝るなって」

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マリ「で、『開発後記』ね」

学「今回は、全体的に、既存のデータを使ったんだな」

T「前回で、こりてるから」

マリ「じゃあ、比較的、制作は楽だったのね」

T「比較的ね。でも、今回ばかりは、データのありがたみが身に染みた。制作者

の皆様、大感謝であります!」

学「データが出来てるから、プログラムだけでいいもんな」

T「でも、打ちこみがしんどかった」

マリ「それは、いつものことじゃないの?」

T「ほら、今回は、BASIC だから、ソースリストが、比較的多くの人に見られる

だろ」

学「コメントとか入れて、ソースを綺麗に仕上げなくちゃならない」

マリ「で、それが大変だったと」

T「苦労した割には、汚いソースなんだけどね」

マリ「いつもよりは、ましね、いつもよりは」

T「何か、いつもが異様に汚いように聞こえるんだけど・・・」

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学「で、プログラムのアルゴリズムとかはどうだったんだ?」

T「別に、今回もたいしたゲームじゃないからね。そこらへんは、さほど苦労し

なかった」

マリ「でも、苦労したところをあげろと言えば?」

T「そうだね、キャラが動くところかな。条件によっていろいろ違うから、まと

めるのが大変だったかな」

学「配列にデータを入れれば、簡単だったんじゃないのか?」

T「まあ、条件が多いから。あんまり、配列は使いたくなかったんだ」

マリ「あとは?」

T「むう、特に無いけど」

マリ「けど?」

T「マップ作るのに、乱数使ってるのが、面白いんじゃないかと思うんだけど」

学「別に、特別たいしたことでもないんじゃないか?他のゲームでも良く使われ

てるし」

T「でも、マップ、いつも同じだよね」

マリ「どこかに、マップのデータがあるんじゃないの?」

学「そういうのは、無いな」

T「そ、だから乱数で作ってるんだ」

学「でも乱数って、定まらないものに使うよな」

T「コンピュータの乱数ってのは、初期値が一定だと、いつも同じ値になるって

のを利用してるんだ」

学「確かにそれだと、膨大なマップデータは要らないけど、邪道な使い方だな」

T「発想の転換と言ってくれ。でもさ、プチプログラムとかで、結構有用じゃな

い?これ」

学「問題は、初期値の設定が難しいって事だね」

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マリ「結局、苦労したってのは、これだけ?」

T「あ、そうだ!あれがあった」

マリ「あれ、って何?」

T「垂直帰線期間とかいうやつ」

マリ「ほえ?何、それ」

学「画面表示をなるべくちらつかせないようにするためのものってとこかな」

マリ「分かったような、分からないような・・・」

T「今回のゲームって、僕のゲームにしては、スプライトを良く使ってるだろ」

学「垂直帰線期間を考えないと、ちらつくな」

T「だから、その辺の処理で、ちょっと苦労した」

マリ「どういうふうに?」

T「いや、その、今までは、あまり使ってなかったから」

学「どうやってやればいいのか良く分からなかったと」

T「まあ、そういうこと」

学「[ESC]キーをいつでも使えるようにしてるから、余計難しくなってるんじゃ

ないか?」

T「確かに。もっと、自分の実力をわきまえなくちゃね」

マリ「あなたは、プログラム1本を、平均どれくらいの時間で仕上げますか?」

T「15秒」

学「だから、自分の実力を、正確に把握しろっつーの!」

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マリ「今回の音楽は、随分、可愛らしいわね」

T「前のゲームみたいに、最初もっとかっこいい曲を付けようと思ってたんだ」

学「で、どうして方向転換したんだ」

T「松本さんの曲を聞いて、「こういう曲が欲しかったんだ!」って思って、そ

のまま方針変更しちゃった」

マリ「でも、キャラクター的には、かっこいい曲よりも、可愛らしいこっちの曲が

あってるわよね」

T「うん。キャラクター的に、かっこいい曲がうまくつかない、って悩んでたか

ら、余計、松本さんの曲はありがたかった」

学「でも、ちょっと、曲のイメージとずれてるんじゃないか?このゲーム」

T「元々この曲をつけるんだって決めていたら、もっとそれらしい雰囲気になっ

たと思うんだけどね」

マリ「可愛らしい、女の子のアクションゲームとか?」

T「そうだね。この曲にもっと会うようなゲームを是非作りたいね」

学「でも、時間がない、と」

T「とか言って、いつも作らないんだけど。今回は、違うかな?」

マリ「ま、どちらにせよ、あんまり期待はしてないけどね」

T「ひどい、言われ様だな」

学「でも、事実だよな」

T「ま、ともかくだ。かっこいい曲もいいけれども、こういう可愛らしい曲も、

たくさん作って欲しいなあとか思う、TAUでした」

学「TAUが、そういうゲームたくさん作れば、誰か、作ってくれるんじゃない

か?」

T「うう。つらい、な」

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マリ「『開発後記』は、こんなものかしら?」

学「の様だね。TAUはまた、寝てしまったし」

マリ「・・・、電クラが来たわよ!」

学「さすがにもう、ひっかからないだろ」

マリ「・・・、電クラが飛んでる」

学「おい・・・」

T「どこだ?どこに電クラが飛んでいる?!」

学「おーい」

マリ「では、みなさん、さようなら。次回に会うまでに、風邪とかひかないように

気を付けて下さいね!」

学「それでは、次回作で、また会いましょう」

T「で、飛んでる電クラは、どうなったんだ?」

学「そんなもん、こんなところにあるわけないだろ!」

マリ「でも、探せば、あるかもよ」

学「無いって」


                                        19961231  TAU & MANABU & MARI


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エルフノ オサガクレタ フミ
(EOF)